代表あいさつ

「なぎを心臓移植で救いたい」

友人である、なぎくんの両親にそう言われたのは、冬の冷え込みを感じはじめる頃でした。

神保梛(じんぼなぎ)くんは、平成24年5月に「拘束型心筋症」と診断とされ、10月末には急激に症状が悪化し、意識消失を何度も繰り返す事態となりました。現在は、新潟大学医歯学総合病院に入院し、強心剤の点滴を持続することで安静を保っており、点滴をはずせない状態です。現代の医学では有効な治療方法がなく、唯一の救命手段が心臓移植です。

国内での臓器提供が厳しいという現実の中、なぎくんのご両親は、さまざまな葛藤の中で「生きてほしい」という願いをもたれ、海外移植を決意しました。

「自分の子供を救いたい」、子を持つ親としては、自然とわき出る思いです。

なぎくんを救う会は、ご両親のそんな強い思い・大きな決断を、理解・支持して、結成されました。今回、アメリカのコロンビア大学病院で心臓移植を行うにあたり、総額1億6500万円というお金が必要となります。あまりにも莫大な金額で、事の重大さに私達一同、身震いする思いでしたが、それでもなんとかなぎくんを救いたい、早くアメリカの病院に送ってあげたいという一心で活動を始めました。私達全員、このような活動は何もかもが始めてで、いたらぬところがあろうかと思います。その際には、ご指導ご鞭撻いただけると幸いです。

皆様のご厚意におすがりするしかない状況をご理解いただき、温かいご支援・ご協力を賜りますよう、どうかよろしくお願い申しあげます。

平成24年12月25日
共同代表 下條 寛明
青木 豊
荒井 秀和
斎藤 麻衣子